海外産タニシの幼貝

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以前、Filopaludina martensi?として紹介したタニシの幼貝です。(写真中央下)

成貝は殻本体がむき出しで真っ白でしたが、幼貝は普通のタニシのように殻皮に覆われています。最初は殻皮があってもすぐに剥がれていくのかと思いましたが、10mm程度に成長してもそのような気配はなし。

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わかりづらい写真ですが3本の螺肋と1本の色帯があります。

ちなみに下はヤマトカワニナ(チクブ)です。

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軟体部は成貝同様、明るいスポットが目立ちます。

タニシというよりマメタニシのような雰囲気です。

 

余談ですがこのタニシ、無加温室内飼育をしているのですが動きが鈍る様子もなく生きています。スクミリンゴガイ等のように日本の冬にも耐えるかもしれません。

私自身も安易に購入してしまい反省しているのですが、例え乱獲等の危険は無いとしても、購入すれば更に輸入され、放流に繋がる危険もあり、気をつけるべきだったかもしれません。

海外産タニシ、韓国産カワニナ類なども気になるのですが、これらは購入ではなくいつか自力で採集してみたいと思います。