模式産地で採集したタテジワカワニナです。
水は綺麗で浅瀬が広がる素晴らしい場所だったのですが、カワニナ類が全く見つからず、やっとの思いで採集した2個体です。
いわゆるハベ系の中でもタテジワは「これ」という特徴がなく悩ましいのですが、次体層の縦肋数や殻底肋、全体の雰囲気などから総合的に判断しました。
2個体とも茹でてしまったのでちゃんとした生体写真はありません。
個人的にハベと分ける意味が最も感じられない種です。模式産地の典型個体同士は確かに違うのですが、全体で見ると種といえるほどのしっかりした違いがないのがカワニナの難しいところであり、面白さだと思います。