【2日目】
1日目に引き続き天気は良くありませんでしたが張り切っていきます!
1箇所目は北岸西側です。
ここは岸から少し離れると急に底が見えないほど深くなるのでちょっと怖いです。
前日よりも気温は高く、なんとか水着で潜れましたが、陸に上がるとかなり寒い!
ハベ、ヤマト、オオウラ(大浦産ではない)でしょうか。
中央は細いけどモリ?ヤマトにしては縦肋が太く直線的です。しかし胎殻出ず。(怒)
もっと よく探したらまだまだ面白いカワニナがいそうなので、次回また来たい場所です。
2か所目も北岸西側です。
ここは前回来た場所です。今回は波もなく穏やかで採集しやすかったです。(寒いけど)
ヤマト肋、ハベ、クロ、オオウラなどが捕れました。
左2番目はヤマトなのかハベなのかよくわからない個体。この辺のカワニナはどれもヤマトに似た要素を持っているのでよくわからなくなります。
3か所目も北岸西側です。
モコモコしていて太いので採集したときはモリかなと思ったのですが、こうして見るとほぼヤマトのようです。気になる数個体は胎殻が出ず。でもヤマトかな。
ここのヤマトはチクブとヤマ肋の中間みたいな形態が多いです。
他にはハベ、チリメンがいました。
4か所目は北岸東側です。
湖西で採集する予定でしたが、天候が崩れそうだったので引き返す途中で採集しました。
ここではハベ、タテヒダ、ヤマト?の他、気になる個体が捕れました。
一見ハベのようですが驚きの6cmです。
表面は平滑でふくらみも弱く、カゴメとも少し違う感じです。
そもそも採集ポイントは小川が流れ込む浅瀬です。ただの巨大なハベなのか果たして…。
5箇所目は近江八幡市です。
チリメン、タテヒダ、ヤマトといういつもの顔ぶれです。
体層あたりから顆粒が繋がって螺肋になるタイプのヤマトは沖島にも多いですね。
台風接近中で天候も厳しくなってきたので2日目はこれにて終了。
cさんとはお別れです。今回本当にありがとうございました。
今回は既採集種の模式産地めぐりという感じでしたが、典型的な形態を見ておくのはビワメラニアを考える上で重要だなと思いました。
そして前回捕れなかったタケシマが捕れたのがかなり大きいです。色んな意味で怖いのであそこに潜る事はもうないかも。
もう1つの目標だったモリはなんともいえない個体しか見つかりませんでした。次は竹生島で捕ります!!(宣言)
おまけ
帰りの電車に乗るため近江八幡駅へ向かう途中の水路で拾ったカワニナです。
ツルツルしていますが胎殻はチリメンでした。
カワニナ亜属もよくわからん!