30cmケージの決定版?テラスペース

テラスペース 30×30×32というケージを購入しました。(写真左)

メーカーはどこなのかよくわかりませんでした(汗)←追記:レプティズーでした

 

結論から言うとこのケージは最高かもしれません。

 

個人的な好みなんですが、爬虫類を飼育する際には正面からメンテできた方が都合がいいので、正面扉なしのケージは候補に入れていません。

ガラス板をスライドさせるタイプは30cmだと狭くて使いづらいのでこれも個人的にNGです。

 

正面扉で30cm正方形のケージと言えばド定番のグラステラリウム3030があります。

私も使っているので、これと比較しながら紹介したいと思います。

 

テラスペースの扉は一枚で右開きです。

これくらいのサイズなら1枚扉の方が鑑賞性が高くて良いですね。

扉のネジ(?)が緩いので、開いた状態だと割とプラプラします。グラスハーモニーほどユルユルではないのでさほど気になりませんが。

 

一方グラステラリウムは左右に開きます。

60cmくらいの水槽ならいいですが、30で両開きにすると中央の分割が鑑賞の邪魔ですね。ただ、扉の造りはしっかりしています。

 

テラスペースの扉を開ける際には、ボタンを下に押しながら上の取っ手を引いて開けます。手を離すと勝手に戻るので片手で開けるのは難しいです。

ですが閉めるときには扉を押し込むだけでロックがかかるので、ロックを閉め忘れることがなくて良いですね。これは嬉しい。

 

グラステラリウムは中央のつまみを斜めにするとロックが解除されます。

勝手に戻ったりはしないので片手でも開けやすい。

 

上蓋はどちらも取り外し可能。

テラスペースは片側だけ外して扉のように開閉することもできます。

金網は頑丈なので多少力が加わっても変形したりはしなさそう。

 

グラステラリウムは4か所のつまみの造りがイマイチで開けづらいです。そして壊れやすい。あと金網が妙に安っぽくて、長く使っていると変形したり外れます。

 

テラスペースで一つ気になったのは上蓋の隙間です。

コード穴をふさいだ状態でもこれだけの隙間があります。

ヤモリや小型のヘビなら脱走できそうなので要注意。

 

グラステラリウムは隙間に関してはかなり気を使っているので、ヒバカリみたいな小型種や生まれたての生体でなければ脱走できないと思います。

 

色々書きましたが、このテラスペースの良さはこの写真を見れば分かると思います。

生体が観察しやすい、それに尽きます。

全体のシルエットもフレームも非常にすっきりとしたデザインで、生体が主役だということをよくわかっていると思います。

 

グラステラリウムは正面の換気部分の帯がぶっとくて鑑賞の邪魔です。

上下のフレームも妙に太かったり出っ張っている部分があって、なんとなく美しくない。

 

価格はテラスペースの方が若干安いです。

 

私は今後購入するならテラスペース一択ですね。

サイズのバリエーションは少ないのでその点はグラステラリウムの圧勝ですが、同じサイズなら絶対にテラスペースです。今持っているグラステラリウム3030を全部交換したいくらいです(笑)

 

ここでは紹介しませんでしたが、両開きのケージでグラスハーモニーという商品もあります。

プラケとガラス水槽の融合といった感じで、鑑賞性が高い割に安価なのが売りですが、底がトレイ状でカーブが付いているので砂やアクセサリを入れてレイアウトするのには向いてません。

カエルとかレオパを飼うには良いと思いますし、実際使ってます。

悪くはないと思います。

 

私はまだ持っていませんが、レインフォレストタンクというケージも気になっています。テラスペースと似たような造りで、サイズは一通りそろっているようです。

 

組み立て式ケージのパンテオンカノンも気になります。通常のパンテオンはスライドタイプなんですが、カノンは観音扉になっているのでメンテナンス性が上がっているみたいです。

 

それらもまた購入したら紹介するかも。