ヒバカリが見たければ夕方に探せ!

2022.7.2はいつもの長野市の山へ。

 

実は7月の連休(2週間後)にヘビ採集・観察遠征を計画していまして。

目的はシマヘビ(カラス、アズキなどの変わった個体)、シロマダラの採集とその他ヘビの観察です。あとついでにカワニナも拾いたい。

 

その下調べをしていたら無性にヘビを探したくなり、とりあえず近場の山へ出かけたという訳です。

 

シロマダラが夜行性なのは知っていますが、昼間は水抜き穴とかに潜んでいるのが見られるかも……と思い、一度死骸を見たことがある場所へ行ったのですがそう簡単には見つかりませんでした。

まあ遠征の時に見られるかもしれないから全然いいけどね!

 

シロマダラポイントから引き返している途中、若いヤマカガシに遭遇!

好きなヘビだけど飼えないからなぁ~とか思っているうちに茂みへ逃げ込まれてしまいました。なので写真はありません。

 

続いて現れたのはヘビ煎餅。

体色とサイズ的にヒバカリ……かな?

うっすらと腹板縁の点線模様もあるような……?

 

ニホンカナヘビのたぶんメス。

もう夕方なのに珍しく出てきていました。

捕まえて観察しようと思い網に捉えたのですが、突然ハチが接近してきて怯んだ隙に逃げられました。

 

そんなことをしていたら19時頃になり、家に向かいながら時々水田などを覗いていると、水田脇の道でヘビに遭遇!

 

若いヒバカリです!多分メス。

そして臭いっ!!でも懐かしい臭い。

 

ヒバカリは大人しくて小さくて可愛くて大好きで、昔は散々探し回っては触れ合って臭い汁を出されたものです。

そんな思い入れのあるヘビです。

……今はシマヘビが一番好きです。

 

古いiphoneでは、小さすぎてなかなかピントが合いません……。

 

主観なのですが、ヒバカリは昼行性とも夜行性とも言い難い感じで、夕方に遭遇することが多いです。

暑さに弱そうなのは見ての通りですが、意外にも夜に遭遇したことはないんですよね。

ヒバカリに会いたければ日没前が狙い目ですね。

 

ただし捕まえても飼育は難しいかも……。

飼育そのものというより餌の確保と頻度が他のヘビより厳しめです。

 

カエルやメダカを冷凍で大量にストックしておくか、他の餌に餌付かせるかすれば上手くいくかもしれない。

 

ガーターヘビのようにレプトミンに餌付くという話もあるのでいつかやってみたいですね。原材料は魚とかなので餌としては良いかもしれない。

単食で大丈夫なのかは分かりませんが。