2020年6月19日
やはり産みました。
お腹パンパンだとは思っていましたが16個も産むとは驚きです。
当然ながら、これだけの数を産んだメスのお腹はすっかりペチャンコに。
本来ヒガシニホントカゲは親が卵を守るため、飼育者は何も手を出す必要はないのですが、タッパー内では卵がカビそうなのと、同居中の別個体に悪さをされても嫌なので取り出してしまいました。
はたして上手く孵るでしょうか?
トカゲの幼体の飼育は難しく、孵ったら孵ったで大変なのですが……。
卵を取り上げられている最中、母親は抵抗するでもなくただ呆然としていました。
しばらくすると母親スイッチがオフになったのか、産卵前以上に敏捷に動き回るようになりました。
かなりお腹がすいていたようでバッタを3匹も平らげてしまいました。
ところでトカゲ以外にも卵や子供を守る生き物はいろいろいますが、普段は口に入るものなら何でも食べてしまうような生き物が、自分の子供は食べずにちゃんと守ることができるというのは、よく考えると凄いです。
自分の子とそれ以外の区別が付いているのか?そのへんの認識がどうなっているのか気になります。
全然関係ありませんが飼育中のオイカワの色が若干出てきました。
しかし常に動き回るのと照明の関係であまり綺麗に撮れず。
水槽内でどこまで婚姻色が出るかはわかりませんが、こっちもひそかに楽しみです。