60×45水槽で飼育中のカナヘビとトカゲたちのために、立体活動ができるバックボードを自作してみました。
スタイロフォームで土台を作ります。
いかにも「スタイロフォームを切り貼りしました」感が出るのが嫌なので、土台の段階から形を作りこみました。
右の出っ張りはバスキングスポットの予定です。
上下の出っ張りをつなぐ足は付けない予定だったのですが、不安定な感じがしたので安全を重視して付けました。
下地モルタルを塗ります。
下地が乾いたらいよいよ盛っていきます。
ところがここでせっかく彫ったモールドが埋まってわからなくなるという問題発生。
アドリブでなんとか乗り切りましたが最初とは違う形に……。
また、もっとゴツゴツした岩にするつもりだったのですが、モルタルの扱いが難しくこんな感じに。
一晩乾かして洗って完成です。
最初の想定とは違った形になりましたが、初めてにしてはなかなかよくできたのではないかと思います。
上下左右が少し空いていますが、後で別の水槽で使う可能性もあるので少し小さめに作ってあります。
塗装は特にしませんでしたが、これだけでも結構雰囲気が出ていると思います。
次に作るときはもっと色や形にこだわってみたいですね。
バスキングスポットとして作った右の張り出し部分もしっかり使ってくれています。
表面温度を測ったら最高40℃くらいだったので機能的にも問題なさそうです。
地上性の強いヒガシニホントカゲも登ってくれました。
もっとも野生個体はもっと高い壁だって普通に登ってるんでしょうけど。
やはり立体活動させた方が自然での生活に近いでしょうし、トカゲたちがいきいきとして見えて、飼育者としても見ていて楽しいです。
バスキングのたびに登り降りすることで運動不足の解消にもなるといいな。(希望)
簡単なので皆さんもぜひ作ってみてください。
「バックボード 自作」とかで検索すれば詳しい作り方が出てくるのでここでは特に説明しません。