イモリ用アクアテラリウムを作った

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前回の記事でも少し触れていましたが、イモリを飼うための環境を製作しました。

元も子もないことを言うと、アカハラならプラケに水と陸、シリケンなら陸メインで水場を置いておけば普通に飼えると思いますし、その方が多分管理が楽です。

 

私も普段はそういうメンテ重視の環境で飼育することが多いです。

ですが今回はあえてコケや土を使った自然っぽいレイアウトに挑戦してみました。

 

使った材料は1枚目の写真の通りです。

水槽は中古のグラステラリウム4545。

珍しいサイズなので、市販の水槽台だと手頃なものが無く自作しましたがそれは割愛。

 

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まずはスタイロフォームで土台を作ります。

土台の上に土を盛って陸地とし、下の空洞は水が循環します。

これで水場が狭くてもある程度の水量が確保でき、水質が安定する……はず。

 

最初は園芸用スポンジで土台を作ろうとしましたが、表面が柔らかすぎて扱いが難しいのでやめました。

 

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スタイロフォームに石や砂を張り付けていきます。

ポンプで汲み上げた水がこの川を流れて水場に戻る仕組みです。

メンテを楽にするため、ポンプは蓋を外せばすぐに取り出せるようになっています。

 

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造形君を盛っているところです。

4Lで結構ギリギリでした。

造形君が乾かないように壁面や地面の各所に園芸スポンジを仕込んであります。

 

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更に陸地全体にコケを張り付けた状態です。

壁面はホソウリゴケ(多分)、地面はホソバオキナゴケとなっています。

一度ハイゴケを植えてみたりしたのですが、なんだかんだでやめて現在の状態になりました。

 

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全体です。

水場にも砂利を入れました。

また、蒸れ防止のためにファンを回しております。

 

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隠れ家や小物の配置は検討中ですが、とりあえずはこれで完成としたいと思います。

 

この手のアクアテラリウムは立ち上げ直後は綺麗でも、しばらくすると荒地になるというのがお決まりのパターンです。

そうならないように乾燥対策や蒸れ対策をし、メンテも楽な仕組みにしてあるのですが果たしてどうなるでしょうか……。

時間経過による変化も随時載せていきたいと思います。