コイ時々ハゼ

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2020年3月20日長野市で採集しました。
昼頃に起きてだらだらしてから2時ごろ出発し、1時間ほどで1か所目のため池に到着。

3月中旬でずいぶん暖かくはなってきましたが、この時間で既に夕方の気配です。

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瀕死のフナがぷかぷか浮かんでいたので掬いました。

写真に写っていない右側は肉がえぐれて水カビが生えているひどい状況でしたが、この時はまだ生きていました。

 

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2か所目の水路は予定になかったのですが、小さなフナが群れで泳いでいる様子が見えたので採集。

またしても病気で瀕死のフナ(写真はなし)と、タモロコ、トウヨシノボリ(?)を採集。

健康なフナは捕れず残念!

 

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3か所目は大きめの集水桝(?)。

こういうところは冬でも水が残っていて、魚以外にもいろいろ見つかることが多いので、見つけるとつい興奮してしまいます。

ここでの採集の結果はトップの写真です。

大小さまざまなタモロコに、オイカワ、コイ飼育型、アブラハヤ()を採集。

コイは好きではありませんが、持ち帰って処分することにしました。(他の魚も在来という根拠はありませんが…)

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大漁と引き換えに2m折り畳み網が折れました。

この網は2019夏のビワメラニア採集前に「水深2mにいるカワニナを捕るには2mの網を使えばいいのでは?」というなろう小説並みの安易な考えで購入したものです。

折り畳み式を選んだのは電車移動等で嵩張るからですが、強度がないため水中で素早く動かせず、網部分の固定もないため回転してしまうという非常に使いづらいものでした。

ですが夏のカワニナ最終ではしっかり役目を果たし、その後も役に立ってくれました。結局一番手っ取り早いのは素手採集でしたが。ありがとう網くん。

 

 

 以下、採集した個体の一覧です。(フナ以外)

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普通種ばかりですが、なかなか楽しい採集でした。

やはり採集しているときが一番、生きているなという実感がします。

目的の生き物は変わっても採集は一生やめられません。