2021年10月24日は、2016年にオビワラジを確認した場所へ再び行ってみました。
当時は写真の橋の下とその周辺で局所的に確認しましたが、まだいるのでしょうか?
橋の下へ行く前に道路脇の石をひっくり返すと、細身で尾肢の白いワラジムシがいました。
ナミワラジやホソワラジではない。なんだろう。
後で偽気管を確認してみよう。
続いて橋の下へ。
堆積している落ち葉をかき分けていくとオビワラジがいました。
やはりナミワラジやホソワラジよりも暗くて変化の少ない深い場所にいますね。
ナミワラジみたいに大量に群れてはいませんでしたが、それでもちらほら見つかりました。
2016年から増えもせず減りもせずといった感じ。
駆除が目的ではないので飼育用に適当に捕って終了。
外来種なのはともかく良い虫だなぁ。(のんき)
さらに別の道路沿いの落ち葉をめくると、大量のオカダンゴ、ナミワラジに混じって時々ホソワラジ。こっちは餌用に適当に採集。
簡単に量が確保できるのでありがたい。
私は外来種はどんどん殺すべきだと思いますし、アメリカザリガニなどの完全に定着した外来種でも、網に入ればリリースせずに駆除しますが、ワラジムシの場合は特にやる気になりません。
ダンゴムシやワラジムシは環境が良いと爆発的に増えますし、もう日本全国に完全に定着しているので駆除など絶対に不可能でしょう。
環境への影響もそれほどないでしょうから積極的に駆除しようという理由もない。
というか駆除しようとすれば真っ先にコシビロダンゴやハヤシワラジが死に絶えるでしょうね。
できることと言えば最近流通し始めた様々な等脚類を野に放たないことくらいでしょうか。
いくらダンゴムシワラジムシとは言え、あれらが定着しだしたらヤバイ。