模式産地で採集したフトマキカワニナです。
形態的には右の個体のようなものが真のフトマキといえるのでしょうか。
他種に比べて螺層角が明らかに広いです。
ナンゴウに似ていますが、本種の方が太まり方が急な印象です。
米原で採集した個体です。(模式産地ではない)
某図鑑の写真から、こういう螺層のふくらみが強いものが典型だと思っていましたが、模式産地の個体はむしろ膨らみは弱く見えました。
同じ湖なのに数キロの違いでこれだけ形態が変わると、「取れればなんでもいい」ではなく「模式産地に行かなくては」となるわけです。