カワニナマグネット 試作編その2

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前回、100円の型取り材で試作したマグネットですが、やはり綺麗にできないので作り方を変更しました。

まずは綺麗に複製するために、フィギュア作りの王道であるシリコン型複製をすることにしました。

そして磁石は内部に埋め込むのではなく、軟体部を作ってそこに埋め込むことにしました。殻だけでくっつくのは形状的に難しいのと、本物のカワニナも何かに張り付く時は軟体部が出ていますから。

 

まとめると、

①蓋を閉じた状態のカワニナを複製し、②そこに後付けで磁石入りの軟体部を張り付けてマグネットにするという寸法です。

 

①で磁石の入っていないカワニナができるので、それは紐を付けてストラップとして流用することにしました。そのため蓋を付けた状態で型を取りました。

 

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シリコン型製作、レジンで複製中の様子です。

ひとつ型を作るのにシリコンをかなり使うのでコスパが悪い!

一方レジンは少量で済むので、型さえ作ってしまえば大量に作れます。

 

軟体部も複製しようとしていますが失敗したのでエポパテとかで普通に作ります。

 

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取り出したらこんな感じ。

ダボ穴を付け忘れるという痛恨のミスと、粘土が平らでなかったためにレジンが横に結構漏れていますが、まあ後でバリを取ればOK。

 

分割面は前回と比べるとしっかり合わさっていてズレもなく綺麗です!

細かい彫刻もかなり綺麗に取れています。

 

モリやチクブは気泡が入ってしまいましたが湯口の形状と流し方を工夫すればうまくいくかな?

 

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紐をつけてお手軽ストラップの完成です。

これをお守りにして次回の採集に挑みます。

 

塗装がまだですが塗料をどうしようか考え中。

 

これは完全に自分用ですが、完成したら沢山作ってちょっと販売してみようかなとも思ってます。

値段とかはまだ考えていませんが、カワニナファンの方には無料で差し上げますからコメントください! とか言って。