アツブタガイ(群馬県 2017年10月)
陸に棲むタニシ(広義)、ヤマタニシの仲間です。その名の通り厚い蓋を持っています。
日中でも日の当たらない場所の積もった落ち葉の下にいました。
コシビロダンゴムシと一緒に見つかったことからも、他の陸貝以上に、湿度があり涼しい場所を好むと思われます。
タニシなのに陸貝とか、基眼類なのに海産とか、有肺類なのに基眼とか、そういう例外っぽい貝は個人的に大好きです。
一度引っ込むとなかなか顔を出さず、やっと出しても顔を全部見せてくれることはあまりありませんでした。
ヤマタニシの仲間なので菌類なら食べるかなと思い、ナメコを与えてみたらちゃんと食べて糞もしていました。(糞はタニシそっくりの粒状)
ちなみに写真1枚目では白菜に乗っていますが、これは食べませんでした。