【2日目】
2日目は反時計回りに琵琶湖西岸を目指します。
途中のポイントで魚を捕りつつ、新種記載されたサザナミカワニナとタテジワカワニナを捕るのが今回の目的です!
cさんに野洲駅で拾ってもらい、まずはアジメドジョウの採集へ。
cさんは 魚捕のプロなので、ポイントを知り尽くしていて環境に合わせた採集も手馴れています。
最適な道具や採集方法を教えていただき、なんとかアジメを採集できました。
小顔で複雑な模様がカッコいい!
その後はポイントを移動しながらドンコ採集、滋賀県では移入のオヤニラミ採集等。
写真は採集中の様子とオオマリコケムシ。
そして北岸に移動してサザナミカワニナ採集。
ここは少し沖へ行くと急に深くなるので素潜りの練習には良い!
(なお死んでも自己責任です)
何度か深いところへ潜りましたが、慣れない耳抜きで左耳が痛くなってきた。
まだまだ要練習ですが、感覚は掴めた!
カゴメとナガタニシに一歩近づいた気がする。
テストで撮ってみた動画です。
カメラを上手く頭にセットできなかったので手持ちで撮ってます。(故に深場の動画はありません。)
セット方法を改善したので次回は深いところも撮影します。
ここで採集したカワニナの一部です。
いつものタテヒダ、ヤマト、ハベ。
細いモリみたいなカワニナもいました。これタテヒダなのかな?未記載種?
そもそもタテヒダ自体も、場所によって結構変異があるので困る。
肝心のサザナミですが、持ち帰ってからよく見たら捕れていませんでした。(泣)
非常に悔しいので今度はソロでリベンジします。(既に予定も立てて準備してます!)
続いて水路を何カ所か周り、オオシマドジョウやオオガタスジシマドジョウ等を採集。
やっぱりドジョウはいいなぁ。カワニナもそうですが底物に妙に惹かれる。
決して自分が社会の底物だからとかではない。
ハベ、タテヒダ、いわゆるチリメン。
カワニナ亜属も大きく変わるかもしれないので、これからは見かけたらちゃんと捕っておいたほうが良さそう。
ラストはタテジワカワニナ採集。
2019年の同じ時期に一人で来た場所ですが、その時は2個体しか捕れませんでした。
同じ場所に潜ってみると……普通にいるじゃん!
たまたま群れを見つけたというわけでもなく、そこら中に普通に転がっています。
環境は前と変わっていない様子でしたが、年によって個体数にばらつきがあるのかも。
ここで捕ったタテジワカワニナです。
こうして見るとちゃんと特徴ありますね。
フトマキより細長くてクロより体層の膨らみが強い。
平滑で殻の色が明るい個体が多い気がする。
タテジワの良さが分かってきた。これ好きかも。
タテジワが捕れたところで採集終了、cさんに駅まで送っていただき解散しました。
魚もしっかりパッキングして頂いたお陰で無事に持ち帰ることができました。
朝早くに遠くから来ていただいたのに、全部私が回りたいところを回って頂き、本当にありがとうございました。