巻貝も大好きですが、等脚類、特にワラジムシ亜目も大好きです。
どちらかというと嫌われ者のグループですが、個人的にはエビやカニよりカッコいいし可愛いと思います。
かなりの大型個体。
左上は保育嚢から出てきたばかりの個体です。
カメの餌やワカメをメインに与えていました。水にも入りますが基本は陸棲のようです。
森林や湧き水の近くで見つかるフナムシです。
極端に乾燥に弱く、気を遣わないと持ち帰る途中で全滅します。
湿度さえ維持すれば飼育自体は楽で、安定するとよく殖えます。
ワラジムシ(2014年7月 長野市)
どこにでもいるので特に飼育はしていません。
基本は灰色ですが写真のように白っぽかったり赤錆のような個体もみられます。
カラフルだし、よく見ると背中にトゲがあったり面白いワラジムシです。
ホソワラジムシ(2014年11月 長野市)
よく殖えます。粉を吹いたような体表、素早い動きが特徴の個性的なワラジムシです。
クマワラジムシ(2015年9月 富田林市)
大型のワラジムシです。体表はツルツルでダンゴムシのような雰囲気です。
動きが早く活発で、食欲も旺盛でよく殖えるので、飼育していて楽しい種類です。
私が殖やした部分白化個体です。
このタイプはダルメシアンなどと呼ばれてたまに流通しているそうです。
オビワラジムシ(2016年6月 長野市)
私が最も好きなワラジムシです。
日本のワラジムシの中では大型の種で、幅が広いので余計に大きく見えます。クマワラジに比べると体表はゴツゴツしています。
これも外来種ですが分布がかなり局所的です。長野県と群馬県の2箇所で確認しました。
不明(2016年5月 長野市)
アリの巣より採集。
ニホンタマワラジムシ(2016年7月 柏崎市)
海岸から少し離れた場所の石の下で採集しました。
飼育は成功できていないので機会があればまた採集したいと思います。
貴重な在来ダンゴムシです。分類は混沌としているようでよくわかりません。カワニナみたい。
デリケートな上に殖えるスピードも遅く、これではオカダンゴに負けるわけです。
でもそこが良い。
白化個体がいたので採集しましたが、殖えませんでした。残念。
ちなみに上はアオズムカデの幼体です。