2019.8.10~14日(実質11~13)に、琵琶湖へカワニナ採集に行って来ました。
前回の採集でチクブカワニナ(竹生島産ヤマト)とナカセコカワニナは採集済みなので、それ以外の種をできるだけ模式産地で採集しながら琵琶湖を1周しました。
というわけでこれより3日間の採集の様子を書いていきます。
なお採集したカワニナの詳細は、別の記事にて種ごとに紹介します。
【1日目】
今回の採集の大まかな流れとしては、
という琵琶湖1周になります。
移動方法は公共交通機関+徒歩で、採集道具一式を持ちながら各ポイントまで歩きました。台風接近中だというのに天候にも恵まれ猛暑、荷物は重いわ、最寄駅から琵琶湖まで意外と距離があるわでほんとに死掛けました。
まず一番に言いたいのは、琵琶湖一周採集は車で行きましょう。
まずは最寄の駅から琵琶湖のポイント向かうわけですが、駅前の普通の水路から既に生き物でいっぱいでした。カワニナはもちろんのこと、エビや小魚がかなりの密度で生息していて凄い!ここではチリメンカワニナなどを採集しました。
1箇所目です。フトマキの模式産地へ行く前に結構時間があったので、手前の地点からしばらく歩くことにしました。ここはチリメンやタテヒダが殆どでした。
2箇所目です。フトマキとタテヒダっぽいホソマキがとれました。
ここのフトマキは良いですね。ずんぐりしていて可愛いです。3箇所目はフトマキ模式産地です。岩場になっており胴長では採集しづらいので、ここへきて初潜水。琵琶湖は水が綺麗で魚なども沢山おり、まるで海にいるようで楽しい。
これが本当のフトマキです。ナカセコを縦に伸ばしたような姿を想像をしていたのですが、殻頂付近は細く体層付近で急に太くなる独特なシルエットでカッコいい。
ナカセコが /\ ならフトマキは ╯╰ みたいなイメージでしょうか。(???)
4箇所目はタケシマが生息している島です。
運悪くどこかのツアーと重なったらしく、待合室は満員状態。
島に着いても酷い混雑で採集どころではありませんでした。(写真すら撮れず)
とりあえず島の環境はわかったので、今回は下見と言うことで、またリベンジします……。
気を取り直して5箇所目はホソマキの模式産地です。
疲れていたのか何故かここでも写真を撮り忘れましたが、ホソマキは沢山見つかりました。
一日目はこれにて終了です。
余談ですがビジネスホテルは洗濯もできるし風呂場で道具を洗えるので最高ですね。